高級海苔・高級緑茶の東京清風園 > 海苔をおいしくいただくコツ・知識


当店の焼海苔は、遠赤外線で一枚ずつ色むらなく焼き上げ、海苔の風味を大切に残しています。開封直後の焼海苔は、あぶらずにそのままお召し上がりいただきましても適度な香りと甘みが味わえます。
長期間の時間がたった焼海苔でも、つぎの点にご注意されながら丁寧にあぶっていただきますと、もとの香ばしい磯の味わいをお楽しみいただけます。
- ガスコンロをご使用になるときは、一様に熱が通る様できるだけ遠火であぶって下さい。網など間に入れますと熱の通り加減がよくなります。ただし、焼き過ぎますと苦味が強くなります。
- オーブントースターをご使用になりますと、むらなくきれいに焼くことができます。ただし、取り出す頃合がむずかしいので注意が必要です。
- 電気コンロのあるご家庭には、これがおすすめです。遠めに構えてじっくりと時間をかけ、裏表を繰り返しあぶります。

当店の焼海苔は、なるべく長期の保存ができるよう、密閉度の高いアルミ袋に大型乾燥剤を封入しております。
ご使用後はすぐに、アルミ袋の中の空気を抜きながら、上部のチャックでしっかりと密封してください。それを、冷蔵庫で保管していただきますと、より保存効率が増します。冷蔵庫から出したあとは、できるだけ外気の温度になじんでから開封されることをおすすめします。
開封後は、時間とともに焼海苔の鮮度が低下してまいりますので、なるべく早めにお召し上がり下さい。


市販されている海苔の大半は、養殖で生産されています。
海苔は、分類としてはアマノリという藻類ですが、養殖海苔としてはその中のスサビノリやアサクサノリが使われています。
通常、紙状にした乾海苔を海苔と呼んでいますが、同じようなものが韓国や中国でもつくられています。
日本の海苔の生産量は年間約 100億枚ですが、韓国での生産量はその7割ぐらい、中国は 2割ぐらいにあたります。
海苔の約 6割が、おにぎり・弁当・寿司などの業務用として使われています。この他、贈答用が約 1割で残りの約3割が家庭用の味付海苔や焼海苔です。

いろんな説があるようですが、「ヌラヌラしたもの」のヌラが転じて「ノリ」になったというのが一番有力のようです。海苔は糊・血糊などと別の意味にもつかわれているようにおしなべてぬらりとした、柔らかな手触りのあるものにつけられた名前のようです。 (浜乙女提供)

乾海苔の大きさ、重さについては、各県漁連が乾のり格付けの一部として規定しています。海苔の基本的な大きさは、全型焼のり縦21cm・横19cmです。
尺貫法の時代に6寸3分・ 7寸と定められていたものをメートルに換算したものです。重量は乾海苔 1枚3gが基本とされています。(浜乙女提供)

海苔はミンチにかけた海苔を紙すきのように「す」ですいて四角い板状に成形します。
昔、海苔を「す」についた状態で乾燥させたときに「す」を基本に考えたため、海苔のついた面を表にして乾かした場合を裏干しと言いました。そのため海苔のつるっとした面が裏で、「す」にくっついたざらついた面を表とする説と、やはりきれいなツルっとした面を表としたほうがいいのではないかという説の二通りあります。しかし、理屈はともかく、おにぎりでもお寿司でもツルっとした面を外側にすることが多いので、常識的には後者をとった方が良いようですね。
(「す」:ヨシ又は竹を組んで編んだもの。しかし最近ではプラスチック製の物に切換えられてきています。)(浜乙女提供)

一年中スーパーの乾物売場に並んでいますから、なかなか旬を感じにくい食べ物ですよね。
実は海苔の旬は「冬」なのです。
10月初旬頃から海苔の種付けが始まり、約一ヶ月後の11月初めから 3月下旬までに海苔の原藻の摘み取りが行われます。一番寒い時期に冷たい風と水のなか、漁師は朝早くのりの収穫に船を出します。
11月の一番最初に摘み取られる新海苔は、新茶と同じで、香り高い風味とやわらかな口とけが特徴です。(浜乙女提供)

海苔とお茶を同じように扱うようになったのは江戸時代の終わりだと言われていますが、両者とも何より湿気を嫌い、また香りが命の食品。乗りもお茶も保存方法が一緒だからなのですね。
また、海苔とお茶では旬のシーズンがずれるからというのも理由のようです。海苔の旬は11月から 3月で、お茶の旬が 4月下旬から 5月下旬ですから無駄がないようにできていますよね。(浜乙女提供)
